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大学生の語学留学<留学の始め方と魅力>アメリカ編!!

はじめに

外国語を勉強する為に語学留学をしたいけれど、始め方が分からない。もしくは語学留学に行きたいけれど、不安で実際にチャレンジする事ができない。という方が多くいらっしゃいます。そんな方に向けて今回は、私が実際にアメリカに4ヶ月間の留学を行った体験を元に、留学に至るまでの道のりと実際に留学をしてみて学んだ事等をお伝えします。

この記事を読む事で、留学というものが一層身近に感じるはずです。リゾートバイトで留学費用を貯めてあなたの夢である語学留学に行きませんか。

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留学までの経緯

私が留学を行った理由ですが、これはシンプルに“英語を話すことにあこがれていた”からです。特に私の友人には何故か帰国子女が多く、昔から英語を話す事にあこがれを抱いていた事が一番の理由です。留学をする事に大義名分が必要と思われている方も多いと思いますが、私を含め留学をした多くの友人達も私と同じような理由の人が多くいたくらいです。

もちろん“将来は外資系企業に就職したい”や“通訳になりたい”などのしっかりとした目標がある事は素晴らしい事です。留学と聞くと、壮大な事に思えてきますが、先ずは気負わずに考える事も必要です。とはいっても自分の語学力に自信が無いから中々一歩が踏み出せないという方もいらっしゃるはずです。

ですが留学前の私の英語力は、テストの成績がクラスで下から数えた方が早いくらいのものです。語学力が無いから留学は難しいという考えは全く必要ありません。むしろ重要な事は、新しい環境に飛び込む勇気だと言えます。

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留学の始め方

でも実際に語学留学をしてみたいけれど、どの様にスタートすれば良いか分からないという方も多いはずです。私が考えるこの問いの答えは“卒業までに留学のカリキュラムを組み込んだ大学に入学する“事です。少し答えが長くなってしまいましたが、簡単に言えば”留学を反強制的に行う環境に飛び込む事“です。

なぜこの「反強制的」が重要なのかという事ですが、これはせっかく外国語大学に留学したにも関わらず、実際には留学に行かずにそのまま卒業した。という私の友人を多数知っているからです。私は関西の某外国語大学に通っていましたが、同じ大学でも学部によってはカリキュラムに留学が組み込まれていない事もあります。

外国語系の大学ならば、もちろん留学のプランも組み込まれているはずです。しかしカリキュラムによっては、かなり多額の資金が必要な場合や一定以上の成績を出さないと留学を行えないという場合がありますので注意が必要です。せっかく苦労して勉強を行い、多額の入学金を投じたのに留学に行けないという事が無いように大学や学部選びには特に注意しましょう。

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語学留学に必要な資金と貯め方

では実際に留学でかかる費用をざっくりとお話しします。尚、ここでは大学の入学金や授業料の話は省略します。あくまで留学にかかる費用のみのお話ですのでご注意下さい。

〇留学費用は?

以下は私が4ヶ月間のアメリカ留学でかかったおおまかな費用になります。

・初期費用200万円(留学先大学の授業料及び住居費)

・渡航費50万円

・生活費約50万円

合計 約300万円

私の場合は留学先がアメリカという事もあり、初期費用と生活費はかなり高額な部類となっています。他のマレーシアなどの比較的に物価が安い国であれば、200万円程で留学が可能な場合もあります。

東南アジアは欧米より比較的金額を抑えられますので、英語のスキルを上げたい人なら選択肢としてはありですね。私はフィリピン・セブ島の短期留学を4回行いトータル3ヶ月程滞在しました。


〇留学費用は全額自己負担なのか

留学費用には数百万円の費用が必要であると理解できたはずです。ここまで聞くと、中には数百万円もの資金は用意できないという方もいらっしゃるはずです。しかし私自身も留学費用の全額を自己負担したわけではありません。

あくまで私が負担した額は、渡航費と生活費の約100万円程です。初期費用の200万円は留学奨学金制度を使用していますので、当時の負担はこの100万円のみです。100万円ならばコツコツ貯金すれば決して無理な額ではありません。もし本気で留学をしたいのならば、少し頑張って貯金する事も必要です。

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〇留学奨学金は成績によって制度が変わる

私の通っていた私立の外国語大学では、留学奨学金は全員に振り当てられるわけではありませんでした。あくまで成績に応じた奨学金制度となっています。この制度は大学によって異なりますが、私の場合は初期費用の200万円を大学側が負担してくれるというものでした。

つまり賃与タイプの奨学金で、後で返済の義務があります。どこの大学でも大抵はこの“貸与タイプ”と“大学側が全額負担タイプ”の2種類があります。この制度はほとんどの場合、成績に応じてどの制度を利用する事ができるかが決定されます。

私の成績は決して優秀では無かった為に貸与タイプの制度でしたが、成績上位者になれば大学側が全額負担してくれる場合もあります。“留学費用を全く用意できない”という方はとにかく成績を上げる為に勉強する事が求められます。

〇留学資金の貯め方は?

私が留学に行ったのは大学3年生の秋学期でした。それまでの2年半の大学生活中に約100万円の貯金をした事になります。大学生で100万円と聞くとかなり厳しい様に思われがちです。

しかし大学生の場合は、社会人の様に会社に9時間も拘束されているわけではありません。時間はある訳ですから、空いた時間を見つけてバイト等を行えば決して不可能ではありません。それでも“授業が多くて空き時間を作れない”という方もいらっしゃるはずです。そんな方は勉強に集中して成績上位者となり、大学側が留学費用を全額負担してくれる奨学金制度を勝ち取る必要があります。

実際に私の友人にも、バイトは一切せず勉強に集中し成績を上げて、大学側に留学費用を全額負担してもらっている人もいました。決して不可能ではありません。バイトの時間が無駄だと思う方は、ぜひチャレンジしてみて下さい。

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私のおすすめは、100万円でしたら春休み・夏休み、冬休みをリゾートバイトに行けたら普段のバイトと合わせて1年で貯金できる可能が高そうです。もしくは2年間のプランで考えて、トータル6回リゾートバイトに行き貯金をしてみてはいかがでしょうか。



日常のバイトに関しては今ではUber Eatなど比較的高額なバイトもありますのであなたのスケジュールと相談して貯金をしていきましょう。

留学を経験して

ここからは実際に私が留学を経験して学んだ事や得たものをお伝えします。留学で得たものはたくさんありますが、ここでは3つに絞ってお話しします。

〇圧倒的な語学力の向上が見込める

冒頭にもお伝えしたように、大学入学前の私の英語力は決して高かったとはいえません。それは大学に入学をして、ある程度授業を本格的に行ってからも変わりませんでした。机上での学習というものは決して無駄ではありませんが、言語を話すという点については、かなり非効率です。

結論から言ってしまえば、ノートに英語を書いていたところで英語を話せるようにはなりません。最短で効率の良い学習方法は現地に行って、その言語を使用して生活する事です。確かに最初は苦労するかもしれませんが、留学2ヵ月目には自分の語学力の上達を実感できるはずです。

〇世界観が広がる

今まで海外での生活をした事が無い人(海外旅行は含みません)は、その生活環境と文化の違いに驚くはずです。日本と海外のどちらが良いかという話ではありません。自分が知らなかった生活様式と文化に触れる事は、必ず人間的な成長を促してくれるはずです。

実際に私も元はかなり真面目、悪く言えば融通の利かない人間でした。しかし海外の文化にわずか4ヶ月の間ですが触れる事で、少しこの性格も変化したと実感しています。特に日本人は真面目な人が多いと言われています。

悪い事ではありませんが、融通が利かないという弱点でもあります。こういう人はぜひ一度、海外に行ってみる事をおススメします。より広い視野で物事を見る事ができるようになります。

〇自信が付く

これが最も留学で得られる大きなメリットです。知らない環境に飛び込む事は、かなりのストレスと不安があります。特に私は元から語学力が低かった為、余計に不安でいっぱいでした。しかし実際に留学を行い、海外でも生活できるスキルが身に付けば自分にとって大きな自信という財産になります。

出来なかった事が出来るようになる事程、人間に自信を与える要素はありません。語学力が低くて自身が無いからこそ、留学に行く価値があるといえます。

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おわりに

いかがでしたでしょうか。留学は人生において必ず良い経験となるものです。確かに海外という新しい環境に飛び込むという事は勇気がいる事です。しかし留学というものは決してハードルの高いものではありません。少しの貯金とやる気さえあれば、誰にだって留学に行く事ができます。留学に行くという事をあまり壮大に捉え過ぎず、ある程度は軽い気持ちで挑んでみて下さい。

チャレンジしないで日々を過ごすのもありですが、人生を終えるときにあの時にチャレンジしていればと後悔しない人生を選んでくださいませ。

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*体験談Aさんの実体験より



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